姿勢をよくするためには筋力をつけることが大事!とよく言われますが、背骨の柔軟性を意識したことはありますか?

ストレッチをせずに身体が硬いまま運動を行うと、怪我をしやすくなることは知られていますが、背骨が全体としてしなやかで柔軟性をもつと運動によい効果があります。

例えば、アスリートが速く走ることができるのは、背骨全体がバネのような働きをするためです。柔軟性のある背骨が歩幅を広げ、スピードを生み出しやすくしています。 また、背骨が全体としてしなやかで柔軟性があると衝撃が吸収されやすくなり、膝・股関節への負担も減り、関節痛の予防にもなります。

さらに、背骨に柔軟性があると背中の筋肉も柔らかくなり、肩こりや腰痛改善するだけでなく、筋肉がほぐれることで深く呼吸ができます。深い呼吸ができるようになると、副交感神経も働きやすく、睡眠の質の改善も促されます。

背骨の中を通る脊髄は、脳への神経と繋がっており、背骨は意外と健康を維持する上でとても重要な身体の一部です。 背骨の柔軟性を高めるために、まずはストレッチから始めていきましょう!