「お酒を飲むとよく眠れる」と感じる方は多いかもしれません。確かにアルコールには入眠を促す効果がありますが、その効果は一時的なものです。
アルコールが体内で分解される際、睡眠を深くする「徐波睡眠」が減少し、浅い「レム睡眠」が増えるため、夜中に目が覚めやすくなったり、翌朝にだるさが残ったりすることがあります。
さらに、飲酒は喉の筋肉を弛緩させるため、いびきや睡眠時無呼吸症候群の悪化につながることも知られています(frozen)
■良い眠りのための飲酒のポイント
・眠る3時間前までに飲酒を終えると、アルコールが体内である程度分解され、睡眠への影響が軽減されます。
・寝る前は、アルコールの代わりに温かいお茶や白湯を飲むと、体が温まりリラックス効果が期待できます。
・毎晩の晩酌が習慣化している方は、休肝日を設けることで睡眠の質が向上する可能性があります。
~質の良い睡眠で健康な毎日を~
飲酒は楽しみのひとつですが、飲むタイミングや量を見直すことで、睡眠の質を守ることができます。
快適な睡眠で心身を整え、元気な毎日を過ごしましょう!