【腹式呼吸のすすめ】
呼吸の方法には胸式呼吸と腹式呼吸があります。

胸式呼吸は胸(肋骨)、腹式呼吸はお腹で行います。腹式呼吸は横隔膜を使うため、深い呼吸を促すことができます。副交感神経が刺激され、血圧や心拍数が減少し、心臓への負担を軽減させるとともに、心を落ち着かせることができます。また、腹式呼吸はインナーユニット(横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋)の機能を向上させ、正しい姿勢の維持、尿・便漏れの予防・改善に効果的です。


感染予防のためマスク生活が長引きました。呼吸が浅くなり、動くと疲れやすい、気持ちがイライラしやすい等を経験された方も多いでしょう。深呼吸をしてリフレッシュしてみませんか?

【腹式呼吸の正しいやり方】
①椅子に座り、背筋を伸ばします。お腹に手を当て、お腹をへこませながら息を吐きます。
②3秒程度かけてゆっくりと鼻から息を吸います。この時、お腹が膨らんでいるかを手で確認してください。
③6秒ほどかけてゆっくりと口から「ふー」と息を吐き出します。
④再び鼻から息を吸う、と繰り返します。
慣れてきたら、より深い腹式呼吸を行います。5秒かけて息を吸い、10秒かけて吐き出します。