いつまでも自分らしく生活するためには、立つ・歩くための脚の力だけでなく、周囲に注意を向けながら体を動かす力も大切です。
例えば、「歩きながら会話をする」「周りを確認しながら道を歩く」など、日常の動作では脳と体を同時に使っています。
そこで今回は、椅子に座って行う「二重課題(デュアルタスク)足踏み運動」をご紹介します。
二重課題運動とは、体を動かしながら、頭を使うことで、注意を分けながら体を動かす練習になります。
基本の動きは、椅子に座ったまま行う足踏みです。
「1、2、1、2」と声に出しながら、左右の足を交互にゆっくり上げ下げします。最初は足踏みだけを行い、リズムに慣れてから言葉の課題を加えましょう。
レベル1 テーマに沿った言葉を思い出す
足踏みを続けながら、「果物」、「野菜」、「動物」など、決めたテーマに当てはまる言葉を声に出します。
例:「りんご・みかん・バナナ・・・」
レベル2 決めた文字から始まる言葉を思い出す
「な行」など、決めた文字から始まる言葉を声に出します。
例:「にんじん・にら・なす・・・」
レベル3 数字と言葉を交互に使う
数字と、決めたテーマの言葉を交互に声に出します。
例:「1、りんご、2、いちご、3、パイナップル・・・」
途中で言葉が出なくても焦る必要はありません。
毎日の習慣にして、頭と体を一緒に動かす習慣をつくりましょう。

