いつも配信を楽しみにしてくださっている皆様、ありがとうございます。本日は私達の研究活動についてご紹介します。
今回私は10月末に開催された、日本公衆衛生学会の総会に参加しました。日本公衆衛生学会は1951年に発足した、会員数9000人を超える社会医学分野での最大規模の学会です。私達の研究室の運動疫学分野の研究者だけでなく、医師や歯科医師、薬剤師、看護師、保健師等、多職種の方がメンバーになっています。

おおよそ1年周期で行われる総会は、研究者が集まり自分達の研究成果を発表し、論議するオープンな場です。

今回の会場は札幌市の札幌コンベンションセンターであり、3日間で企画が50以上もありました。発表内容は多岐にわたり、子ども・勤労世代・高齢期の健康や、災害時の健康、口の健康など、公衆衛生分野の最先端の研究が発表されました。
総会は市民に開放されており、学会会場には高校生も参加し、熱心にメモを取っている様子も見られました。
学会総会の中には市民の方が参加できるものもありますので、ご自身のご興味にあった学会を探して参加してみてはいかがでしょうか?