【座りっぱなしを減らすことが大切】

 座位行動とは、「座っていたり、横になったりしている状態のこと」を指します。

近年、長時間の座りっぱなしは、腰痛や肥満などの問題を引き起こすだけでなく、糖尿病、心血管疾患や、特定のがん罹患リスクを含む多くの健康リスクを高めることが広く認識されています。したがって、健康を保つために、日常生活における座位時間を減らし、座りっぱなしを避けることが大切です。

では、座りすぎを防ぐために、どのようなポイントに注意すべきでしょうか。

まず、定期的に座位行動を中断することを意識しましょう。少なくとも30分〜1時間ごとに一度立ち上がり、歩行や軽いストレッチを行うことを強くお勧めします。

また、長時間座っていなければならない場合(会議など)、同じ姿勢を続けることを避けてください。椅子に座ったまま簡単な下半身の動作を取り入れると、体への負担も少し軽減できます。

以上のような定期的に座る姿勢を変えることを習慣にすれば、座りすぎの悪影響を緩和することが可能です。ぜひ意識して取り組んでみてください