今年の夏も厳しい暑さが続くとの予報が出ています。皆さんは「暑熱順化」という言葉をご存じですか?

暑熱順化とは、体を少しずつ暑さに慣らすことです。暑さになれてくると汗をかきやすくなり、体にたまった熱を外へ逃がしやすくなります。

本格的な暑さを迎える前から体を慣らしておくことは、熱中症の予防につながります。個人差はありますが、暑さに慣れるまでには約2週間かかると言われています。高齢になるほど時間がかかる場合もあるため、早めに始めることが大切です。

方法は難しくありません。朝や夕方の涼しい時間帯に、20〜30分程度のウォーキングや軽い体操を行ってみましょう。少し汗ばむ程度を目安に無理のない範囲で続けることがポイントです。

また 38〜40℃程度の、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる入浴も、体を暑さに慣らす方法の一つです。のぼせないよう、体調を確認しながら行ってください。

水分・塩分補給も忘れずにしましょう。喉が渇く前にこまめに水分を取り、汗を多くかいた場合は、必要に応じて塩分を補うことも大切です。

もしも、めまいや倦怠感、頭痛、吐き気などを感じたら、すぐに中止して涼しい場所で休みましょう。

今から少しずつ体を慣らし、暑い夏を元気に乗り切りましょう。